PRSのペグやブリッジ等のハードウェアの移り変わり

Guitar
1992年製のPaul Reed Smith Artist Iに搭載されたウイングロックペグ

Fender、Gibsonに並ぶスタンダードなブランドであるPaul Reed Smith(PRS)、美しくオリジナリティに溢れるルックスと優れた演奏性能で世界中のギタリストを虜にするブランドです。PRSでは細かなパーツまでもこだわり抜いた独自のオリジナルパーツを使用しています。今回は歴代のペグとブリッジについて見ていきましょう。

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PRSのオリジナルロッキングペグ

PRS発足の1985年以前のプリファクトリー期からPRS独自のロッキングチューナーが採用されていました。そこから現在に至るまでもなお進化し続けています。採用されていた期間は以下の通りです。

  • Schaller /PRS ウイングロックペグ(~2002)
  • PRS Phase II Locking Tuner(2002~2011)
  • PRS Phase III Locking Tuner(2011~2017)
  • PRS Tweaked PhaseIII Locking Tuners(2017~)
  • PRS Vintage Style Locking Tuner(2018-)

PRSのモデルと歴史をサクッとイッキ見!

Schaller / PRS ウイングロックペグ(~2002)

1992年製のPaul Reed Smith Artist Iに搭載されたウイングロックペグ

1992年製のPaul Reed Smith Artist Iに搭載されたウイングロックペグ

ペグポストに穴が空いておらず、ウイングとペグポストで弦を挟み込みロックする機構を採用したペグです。初期のウィングペグではヘヴィゲージを張ることが出来ませんでした。

 

PRS Phase II Locking Tuner(2002~2011)

PRS PhaseII Locking Tuners

PRS PhaseII Locking Tuners

PhaseⅡではペグポストの穴に弦を通し、上からネジ止めをするロック機構を採用しています。現代の音楽シーンにあわせヘビーゲージ弦を通せるように改良されました。

PRS Phase III Locking Tuner(2011~2017)

2015年製P245に搭載されたPhase III Locking Tuner

2015年製P245に搭載されたPhase III Locking Tuner

弦が直接触れるポスト部分にはメッキ加工はされておらず、素材をむき出しにすることでブラスならではの温かみのあるサウンドとなっています。オープンギアを採用することでヴィンテージ的な要素を持ちつつ、PRS特有のPhase IIのロッキング・タイプを継承したペグです。オープンバックにしたことでペグが軽量になったため、ボタンを大きくすることで重みをつけバランスをとっています。ブッシュは埋込式に変更されました。

PRS Tweaked PhaseIII Locking Tuners(2017~)

PRS Tweaked PhaseIII Locking Tuners

PRS Tweaked PhaseIII Locking Tuners

一見するとPhase IIIとの違いは無いように思われますが、ペグ本体とペグボタンの間にある艶の無い銀色のパーツが変更されています。これはPhase IIIチューナーに、チューナーのギアとウォーム・ギアの両方を引っ張り、ウォーム・ギアの滑りを防止し、チューナーでの弦振動ロスを抑え、振動を可能な限りボディへ伝えるセット・スクリューをプラスした物です。これが付いているペグは、これまでのロッキングチューナーをさらに進化させたチューニングマシンです。

 

PRS Vintage Style Locking Tuner(2018-)

John Mayer Signature ModelであるSilver Skyに採用されたロックペグです。トラディショナルなビンテージスタイルのクルーソンタイプでありながらPRSロッキング・システムを搭載したペグです。

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特許取得のトレモロブリッジ

1984年トレモロ・アーム使用後のチューニングの安定性についてCarlos Santanaからの要望を受け、Paul Reed SmithはJohn Mannの助力を得て現在のPRSトレモロ・システム(特許取得)の開発をスタートしました。

PRS Historyより引用

PRS Patented Tremolo Bridge

 

1992年製のPaul Reed Smith Artist I

PRSのトレモロブリッジは既存のトレモロユニットをアレンジした独自構造で特許を取得しました。ブリッジプレート、サドルともに肉厚で堅牢な構造になっており、チューニングの安定とサスティンに優れています。

 

GEN II PRS Patented Tremolo Bridge

2012年製のSwamp Ash Specialに搭載されたGEN II PRS Patented Tremolo Bridge

イントネーションスクリューと、ヘイトアジャストメントスクリューという高さ調節ネジがブラス素材に変更されました。さらにサドルの弦溝もメッキが剥がされブラスがむき出しになっています。

 

GEN III PRS Patented Tremolo Bridge

2018年製Custom 24に搭載されたGEN III PRS Patented Tremolo Bridge

2017年から採用されたブリッジです。ブリッジの取り付け穴とネジの形状が変更され、ブリッジプレートにブリッジサドルのイモネジが収まる溝が付けられました。これにより、チューニングの安定性とサスティンが向上しました。

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その他のブリッジ

  • Adjustable Stoptail Bridge
  • Stoptail Bridge
  • Two-Piece Bridge
  • Silver Sky Bridge