Fenderの歴史とモデルをサクッと一気見!

エレクトリックギター/ベースの代名詞ともいえるFENDERは、1940年代にアメリカ、カリフォルニア州でLeo Fender氏によって設立。1950年に発売されたEsquireをはじめ、Telecaster、StratocasterなどのソリッドギターやPrecision Bass、Jazz Bassなどのエレクトリック・ベースなど現代のミュージックシーンでは欠かせない世界的定番モデルを世に生み出したブランドです。それでは、Fenderブランドの歴史や企業買収など楽器以外の部分も含め見ていきましょう!

Fender Stratocaster 年代別の特徴と変化
Fender Stratocasterは、ざっくり分けると50年代、60年代、70年代となりますが、細かく見ていくと各年代の中でもマイナーチェンジが繰り返されています。ヘッドの形状、指板の種類、ネックシェイプ等、年代別の特徴と変化を見ていき...
Fender 60年代ストラトの特徴に迫る!
1954年に登場したFender StratocasterはGibson Les Paul、Fender Telecasterと並びエレキギターのスタンダードとも呼べるモデルです。その中でもローズ指板を採用していた1960年代のFender...
Fender 70年代ストラトの特徴に迫る!
70年代はレオ・フェンダーがFender社から離れCBSが経営していた事やスモールヘッドからラージヘッドへの変更などもあり、ギター好きからは色々言われている年代です。よく言われる70年代ストラトキャスターの特徴と言えば、ラージヘッド、Fキー...

 

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Fenderの歴史

Fender公式HP:Aboutより引用

Fenderの創業者であるレオ・フェンダー(Clarence Leonidas Fender)は、1938年にフェンダー・ラジオ・サービスを開業。楽器に興味津々だったレオ・フェンダーは、ラップスティールギターの新しいピックアップ構造を思いつき、Rickenbackerのヴィブラートユニット等の特許も持っていたドク・カウフマンに連絡を取り、2人はK&F(カウフマン&フェンダー)社を設立しスティール・ギターとアンプの製造を開始します。1946年、カウマンとの共同経営は解消、1947年に社名をFender Electric Instrumentに改名しました。

レオ・フェンダーは、使いやすく機能的な楽器を作りたいと考えていました。完成したその製品は非常に丈夫で、あの画期的な発明―テレビ―からインスピレーションを得て力強い名前が付けられました。その革命的なしびれるトーンで、この楽器は音楽が作られる方法を永久的に変えることになったのです。「なぜフェンダーはエレクトリックなのか?」これに対する答えは明確です。フェンダーのギターはより大きな音が出せるように設計され、奏でられるエキサイティングなトーンは、今も私たちの文化的なDNAに深く染み込んでいます。

Fender 公式HPより引用

1950年には初のソリッドボディを採用したEsquireを完成させました。

1951年、私たちはアップライトベースの制約からミュージシャンたちを解放できないかと考えました。そして、力強い新しいサウンドを奏でるまったく新しい楽器を世に送り出し、これを実現したのです。その楽器がPrecision Bass®で、この製品がロックンロールの代名詞の一つであるだけでなく、ロックンロールという存在自体を形作ることにもなります。

Fender 公式HPより引用

その後ギターと同じようにホロウボディが主流だったベースもソリッドボディ化したPrecision Bassなどを開発し現代の音楽シーンを作り上げたと言っても過言ではない功績を築き上げたブランドです。

現在、本社はアメリカのアリゾナ州スコッツデール、製造本部とフェンダーカスタムショップはカリフォルニア州コロナにあります。傘下ブランドには、Fender、Squier、Charvel、Gretsch、Jackson、EVH等があります。

Fender Historical Timelineより引用

Fender Stratocaster 年代別の特徴と変化
Fender Stratocasterは、ざっくり分けると50年代、60年代、70年代となりますが、細かく見ていくと各年代の中でもマイナーチェンジが繰り返されています。ヘッドの形状、指板の種類、ネックシェイプ等、年代別の特徴と変化を見ていき...
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Fenderのオリジナルモデル

Telecaster

マスタービルダーPaul Wallerにより2012年に製作されたFender Custom Shop Master Built 1952 Telecaster NOS

1950年に登場した初のソリッドギターとなるTelecasterです。2基のピックアップを搭載しシンプルなコントロールと太く力強いサウンドで人気があります。発売当初はEsquireというモデル名でしたがマイナーチェンジをしながら、Broadcasterを経て1951年にTelecasterになり、現在でもなお愛されているエレキギターです。Telecasterから派生したモデルも様々で、ボディがセミホロウ構造でFホールのついたTelecaster Tinlineワイドレンジハムバッカーを2基搭載したTelecaster Deluxeなどがあります。
■使用アーティスト

  • Keith Richards(THE ROLLING STONES)
  • Jimmy Page(Led Zeppelin)
  • Richie Kotzen(The Winery Dogs)
  • Tom Morello(Rage Against the Machine / Audioslave)

 

Stratocaster

Stratocaster誕生から50周年となる2004年にChristopher W. Flemingにより製作されたFender Custom Shop MBS Limited Release 50th Anniversary 1954 Stratocaster 2TB

良質なAshとMapleを使用しリアルなAgedが施された個体

 

1954年に登場したFender StratocasterはGibson Les Paul、Fender Telecasterと並びエレキギターのスタンダードとも呼べるモデルです。コンター加工を施したボディーに、新開発の3基のピックアップやテレキャスターにはなかったトレモロユニットを搭載したStratocasterです。Fenderの歴史やエレキギターの歴史・音楽の歴史に欠かせない存在となるこのモデルは、Telecasterの改良とGibson Les Paulへの対抗を主に開発されました。当時Fender工場を訪れていたミュージシャンたちの意見をふんだんに取り入れて作られたStratocasterは、多様なジャンルに対応する音作りの幅広さ、ハイポジションが弾きやすくアーミングができる演奏性を持ったモデルです。

Fender Stratocaster 年代別の特徴と変化

■使用アーティスト

  • Jimi Hendrix
  • Stevie Ray Vaughan
  • Eric Clapton
  • Jeff Beck
  • Ritchie Blackmore
  • Yngwie Malmsteen
  • John Frusciante(Red Hot Chili Peppers)
  • John Mayer
  • Char
  • KEN(L’Arc~en~Ciel)

Fender 60年代ストラトの特徴に迫る!

Fender 70年代ストラトの特徴に迫る!

Precision Bass

1999年製のFender Custom Shop 1962 Precision Bass Closet Classic 3TS

ソリッド・ギターであるEsquireやTelecasterを作り上げたLeo Fenderはベースでも同じソリッドの楽器が良いのでは?と考え1951年にPrecision Bassを発表しました。このアイデアはとても革新的なもので、当時のベースというといわゆるウッドベースであり、ベーシストは大きく重たいベースを弾いていました。ウッドベースと比べ、コンパクトで扱いやすく、アンプによって大音量も出せるということで、Precision BassとBassman Ampはベースという楽器の立ち位置を大きく変えていきます。今まで地面に置いて弾いていた楽器を肩にかけ、自由に動けるようになった事、音量も大きく、ラジオからはベースの音が大きく聞こえるようになった事、様々な要因がベースの可能性を広げていきました。さらにネックにフレットが打たれたことで、容易に正確な音程を出すことが出来るのも大きな特徴で、このことは「プレシジョン(=正確な)」という名前の由来にもなっています。

現在一般的に知られるPrecision Bassのデザインは1957年以降の仕様変更時のモデルで、初期の51年モデルではTelecaster同様にコンター加工が施されていませんでした。54年モデルからコンターが追加され、57年以後はボディデザインも大幅に変更されスプリットコイルピックアップを搭載した現在のデザインとなっています。

■使用アーティスト

  • Mike Dirnt(Green Day)
  • Pino Palladino
  • Duff “Rose” McKagan(Guns N’ Roses)
  • James Jamerson
  • HAMA_OKAMOTO(OKAMOTO’S)
  • J(LUNA SEA)

2015年製のFender Custom Shop Limited Edition 1955 Precision Bass Heavy Relic 2TSB

オリジナルと同様に54年から採用されたコンターを採用し、弦は裏通しとなっている

Jazz Bass

Fender USA Jazz Bass

Fender USA Jazz Bass。ネックプレートにシリアルナンバーが打たれている。

1960年に発表されたJazz Bassは1951年に発売されたPrecision Bassを改良し、様々なジャンルに対応するサウンドを目指し設計されたモデルです。Precision Bassでは1つのピックアップでしたがJazz Bassではフロントとリアに2基搭載し、ピックアップのバランスを調整した幅広いサウンド・メイキングや、ブライトなトーンと腰のある中低域、全体的な倍音の多さが特徴です。発売初期の1960年のモデルではスタックノブを採用し、それぞれのピックアップに対応するボリュームとトーンを搭載し、1961年には現在でも一般的な2ボリューム・1トーンのスタイルとなりました。発売時はボディにアルダーを使用していましたが、1970年代前半にAshを使用するようになり、1972年頃にはリアピックアップのレイアウトがブリッジ寄りに変更され、サウンドキャラクターの異なる仕様となっています。これにより現在でも60s Jazz Bass・70s Jazz Bassと分類されています。

■使用アーティスト

  • Jaco Pastorius
  • Larry Graham
  • William “Bootsy” Collins
  • Flea(Red Hot Chili Peppers)
  • John Paul Jones(Led Zeppelin)
  • 亀田 誠治
  • 福岡 晃子(チャットモンチー)
  • わかざえもん

Jazzmaster

Dennis Galuszkaにより製作されたFender Custom Shop Master Built 1958 Jazzmaster Relic 3CS

Jazzmasterは1958年に登場しました。1950年代Jazz分野ではFenderのギターは受け入れられず、Gibsonのギターをこぞって使用していました。そこでJazz分野にも参入しようと開発されたのがJazzmasterです

Fenderギターの指板はMapleを主に使用していましたが、甘いサウンド傾向にしたいJazzmasterの開発により初めてRosewood指板が採用されました。以降、その他のモデルにもRosewood指板が標準搭載されることになります。オフセットウェストを採用した独特なボディシェイプはJazzギタリストのスタイルを想定し座って演奏し易いデザインです。ピックアップにはP-90スタイルとも見えるデザインで甘く太いトーンでキャビティ内のザグリは広めに設計されボディ鳴りも特徴的です。プリセットボリュームとトーンを搭載した強制フロントピックアップスイッチを搭載しています。ただ、このような仕様を盛り込みながらもJazz分野では評価を得られませんでした。独自開発のフローティング・トレモロのナチュラルなアーミングでサーフミュージック界隈ではブレイクし、後にオルタナティブ・ロックやシューゲイザー界隈でこぞって使用されるようになり現在でも人気のあるモデルとなりました。

■使用アーティスト

  • J Mascis(Dinosaur.Jr)
  • Noel Gallagher
  • Thurston Moore(sonic youth)
  • Nels Cline
  • Tom Verlaine(Television)
  • Elvis Costello
  • 土屋昌巳
  • 田渕ひさ子(NUMBER GIRL / Toddle / bloodthirsty butchers)
  • INORAN(LUNA SEA)
  • 小高芳太朗(LUNKHEAD)
  • 小笹大輔(Official髭男dism)
  • 米津玄師
  • 沙田瑞紀(ねごと)
  • すぅ(SILENT SIREN)

Jaguar

Fender Jaguar初年度である1962年製の
Fender USA Jaguar ’62 Olympic White

Jazzmasterの上位機種として1962年に登場したJaguarです。Jazzmaster同様に右非対称のボディ形状であるオフセットウェストを採用しています。Jazz Masterでは多くのFenderモデル同様ロングスケールでしたが、Jaguarではショートスケールを採用し、独特なテンション感をもったサウンドです。

JaguarのピックアップはJazzmasterとは反対にシャープな音を志向して設計されました。ヨークという淵に金属のギザギザが付けられ磁力が強化されたシングルコイル・ピックアップでStratocasterに近いキャラクターでありながら、パンチがあり独特のアタック感があります。エッジが立った歯切れ良く鋭いトーンを特徴としており、金属的な荒々しさも併せ持っています。コントロール部にはローカットスイッチを搭載しています。The Beach Boysなどこの時代のサーフミュージックにより人気を獲得したモデルでしたが、ロングサスティンが求められる時代になり1975年に生産が中止、その後1990年代にNirvanaのKurt Cobainの使用により需要が高まり2000年にFender USAで生産が再開されました。

■使用アーティスト

  • Kurt Cobain(NIRVANA)
  • Johnny Marr(The Smith)
  • John Frusciante(Red Hot Chili Peppers)
  • 名越由貴夫
  • Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)

Musicmaster & Duo-Sonic

1957年製のFender USA MUSICMASTER

学生でも購入しやすい価格帯のスチューデントモデルとして1956年に発売されたDuo-Sonicです。当時TelecasterやStratocasterはプロミュージシャンに向けで、それに憧れるギタリストや若いミュージシャンはこぞってFenderのギターを欲しがりました。そんな市場へ向け、価格を抑えたスチューデントモデルとしてMusicmasterとDuo Sonicがラインナップされました。TelecasterやStratocsaterと同様のクオリティーで製作しつつ、構造やパーツを工夫することで価格を抑えたモデルです。Duo-Sonicでは2ピックアップMusicmasterでは1ピックアップ仕様となっており、どちらもショートスケールを採用しています。

■使用アーティスト

  • Shawn Mendes
  • Liz Phair
  • JESSE(RISE)

Mustang

1966~67年製のFender USA Mustang Dakota Red

1964年に発売されたMustangは、同じスチューデントモデルであるDuo-SonicやMusicmasterにはないダイナミック・ヴィブラートを可能としたトレモロ・ユニットを搭載しています。弾けるような高音域と、その小ぶりなボディーから想像も出来ない暴れまわるようなサウンドを発生させることから多くのミュージシャンに愛用されました。1960年代には主にサーフミュージックにおいて愛用され、1990年代以降はJaguarやJazzmasterと共に、オルタナティブ・ロックやシューゲイザーおいて人気を博したモデルです。

■使用アーティスト

  • Char
  • Ben Gibbard
  • Hyde(L’Arc~en~Ciel)

その他のギター&ベース

  • Bass V
  • Bass VI
  • Bronco
  • Bronco Bass
  • Bullet
  • Bullet Bass
  • Coronado Bass
  • Coronado XII
  • Cyclone
  • Cyclone II
  • D’Aquisto
  • Dimension Bass
  • Electric XII
  • Jag-Stang
  • Jaguar Bass
  • JP-90
  • Katana
  • Lead
  • Marauder
  • Maverick
  • MB-4
  • MB-5
  • Meteora
  • Montego
  • Montego II
  • Musicmaster
  • Musicmaster Bass
  • Mustang Bass
  • Pawn Shop
  • Pawn Shop Mustang Special
  • Performer
  • Performer Bass
  • Powercaster
  • Prodigy
  • Prophecy II Bass
  • Showmaster
  • Sixty-Six
  • Starcaster
  • Swinger
  • TC-90
  • Telecaster Bass
  • The STRAT
  • Toronado
  • Urge Bass
  • Zone Bass
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Fenderの各シリーズの違いを一挙解説!

Fender Custom Shop


Fender Custom Shopは1987年にFenderコロナ工場内に作られたセクションです。Fenderの中でも優れたビルダーでのみ構成されており、大量生産を行うレギュラーラインとは異なる木材や工程により、レリック加工からアーティスト本人が使用するモデルまで手掛けています。

Fender Custom Shopとは?

 

Master Built

 


Master Built Seriesとは、Fender Custom Shopスタッフの中でも一流の職人として認められたMaster Builderによって木材の選定から最終セットアップまでの工程が行われるシリーズです。最高峰の職人1人によって作り上げられるオールハンドメイド品には、それぞれMaster Builderのサインが入れられ、同じFender Custom Shop内でも一線を画するクオリティーを誇ります。Master Builderたちは、有名アーティストが実際に使っているギターの製作やリペアを行っていますので、アーティストと全く同じギターがしばしばオーダーされることもあり、通常では触れる事も出来ない、憧れのアーティストと同じギターを手に入れられる点も魅力の一つとなっています。

Fender Master Built Seriesについて

 

LIMITED EDITION

 

2017年のNAMM Showにて実際に出展されていた個体のFender Custom Shop NAMM Limited Edition 1967 Stratocaster Heavy Relic Aged Olympic White Over 3TSB Multi Layer

ネックプレートにはLimited Editionの刻印が施されている

LIMITED EDITIONはコレクターズアイテムとしての高い価値を有するラインナップです。特定のアーティスト・モデルやマスタービルト・モデルのみに使用される技術やクラフトマンシップが投入され、短期間のみ数量限定で提供されるモデルです。伝統あるモデルプラットフォームに時代と共に進化してきたスペックを搭載することで、プレイヤーの想像の幅を押し広げるポテンシャルを秘めています。

Fender Stratocaster 年代別の特徴と変化

AMERICAN CUSTOM

 

American Custom Stratocaster 4A Quilt Trans Blue 2018

マスタービルダー物でもなかなかお目にかかれない贅沢なSelected Wood Materialとなっている。

古き良き時代と現代のフェンダーを融合させ、優れたプレイヤビリティを持たせたアメリカン・カスタム・ストラトキャスター。コレクション・ラインアップの中でも、モダンテイストの仕様を盛り込んだシリーズで、第一線で活躍するプレイヤーにおすすめしたいモデルです。

TIME MACHINE

 

Fender Custom Shop 1967 Stratocaster Heavy Relic Black 2016

リアルなエイジドが施されたHeavy Relicの個体

Fender Custom Shopとは?

Fender Custom Shopの製品の中でも定番の年号の入ったモデルで、1960 Stratocasterや1952 Telecaster、1965 JazzmasterなどがこのTime Machine Seriesのモデルです。このシリーズでは各年代毎のモデルをラインナップしています。例えば、一口にStratocaserと言っても、1954年はAshボディー・Maple指板(Maple 1Pネック)、1960年はAlderボディー・Rosewood指板(Slab貼り)、60年代後半になるとスモールヘッドからラージヘッドに変わるなど、様々な仕様があります。そういった各年代の仕様を、ネックシェイプやペグなどの各パーツまで忠実に再現しています。人気アーティストが使用しているVintage Fenderと同じ年代のタイプを選ぶことで、Vintageを買わなくても、同じスペックの個体が手に入ります。また、このTime Machine Seriesでは、新品時から経年変化や使い古された雰囲気を再現するRelic加工が行われている個体が多く、仕様だけでなくルックスもVintageのような楽器を手に入れることができます。

Fender 60年代ストラトの特徴に迫る!

Fender 70年代ストラトの特徴に迫る!

 

VINTAGE CUSTOM

 

Vintage Custom初年度となる2018年製Fender Custom Shop 1959 Stratocaster Aged Olympic White

カスタムショップ初の塗装技術であるフラッシュ・コート・ラッカーを採用した非常に薄い塗装に仕上げでおり、本来のボディ鳴りをしっかり響かせます。

2018年から登場したVINTAGE CUSTOMシリーズは、製品のプロトタイプ段階で考案されていたアイディアを元に製作されるユニークなシリーズです。フェンダー製品が現在の完成形に至った試行錯誤の中には、結果的には採用されずとも多くの革新的なアイディアが含まれていました。発売当初には採用されていたが直ぐに変更されたスペックや、試作段階でしか見受けられないレアな仕様を取り入れていますが、実は現在のプレイヤーにとってはとても機能的であるという新たな発見もありました。オリジナル・フェンダーに敬意を表し、伝統を継承しつつも機能性に優れたVINTAGE CUSTOMは、これからのフェンダーカスタムショップの新機軸といえるでしょう。カスタムショップの塗装技術であるフラッシュ・コート・ラッカーをラインナップしています。この塗装方法は通常クリアコートを施した後に行うバフ掛け処理を省く事によって長年扱われる事のなかったオリジナル器の風合いをもたせながらも、極めて薄い塗膜にすることで木材が呼吸できる環境を作り、木の鳴りを重視した素晴らしいトーンが特徴です。

Fender Stratocaster 年代別の特徴と変化

ARTISAN

 

Fender Custom Shop Artisan シリーズの
Claro Walnut Artisan Stratocaster & Artisan Flame Maple Postmodern Bass

Fender公式HPより引用

スポルテッドメイプルやウォルナット、ローステッドアッシュ、タモなど、通常のFenderモデルでは使われることのない特殊材やエキゾチックウッドとも呼ばれる派手な木材を使用し作られるのがArtisan Seriesです

基軸となるのはやはりオーソドックスなFenderスタイルで、StratocasterやTelecaster、Jazzmaster等がラインナップされていますが、ローズウッドトップ/ローステッドアッシュバックボディーのStratocasterや、ウォルナットの中でも独特な木目を作り出すクラロウォルナットをボディートップに使用したTelecasterなど、その仕様とルックスはトラディショナルなFenderギターとは異なります。ハードウェアにもGoldパーツ、ネック材にはバーズアイメイプル等が頻繁に使用されていることもあり、非常に豪華な見た目を持つシリーズです。

POSTMODERN

 

Classic Player / Custom Classic / Custom Deluxe Seriesに替わる形で新しくラインナップされたシリーズです。それらと同様にビンテージとモダンの融合を目指したモデルがラインナップされています。パッとみた外見はスタンダードなFenderギターですが、シングルコイルにはスタックタイプのDual-Mag Custom Shop PUを採用し、ボリュームにはハイパスフィルターを搭載するなど、Vintageとは異なるモダンな要素が各部に取り込まれています。

ARTIST

 

2012年製のFender Custom Shop Jeff Beck Stratocaster with Wilkinson Roller Nut Surf Green

ジェフ・ベック本人のストラトキャスターに基づいた仕様の個体

世界最高峰のアーティスト達が理想の楽器を求めて、カスタムショップを訪れてきました。ARTISTシリーズは、著名アーティストたちが実際使用している楽器と同等の製品を、実機の制作に用いられたのと同じ工具を使い、熟練職人が制作しています。Lace Sencerを搭載したEric Claptonモデルローラーナット仕様のJeff Beckモデル等が定番モデルとなっており、過去にはGibsonスタイルのRobben Fordモデルも製作されていました。

Fender(レギュラーライン)

以前、Fenderではアメリカ製のFender USAとメキシコ製のFender Mexcoのラインナップで、Fender Japanのみ独立したブランドでしたが現在ではFenderに統一されたブランドとなっています。ブランドとしては統一されたものの現在でもアメリカ製、日本製、メキシコ製のモデルがラインナップされています。

アメリカ製ラインナップ

American Ultra


American Deluxeを継承しFENDERの伝統的なスタイルと最先端の技術を融合したシリーズ。新たなNOISELESSピックアップや、リニューアルされたコンター加工、10-14inchのコンパウントラディアス指板とModern Dシェイプのネックを採用しています。幅広い演奏スタイルとサウンドで様々な音楽シーンに対応するレギュラーラインのフラッグシップシリーズです。

American Original


旧American Vintageの後継であるAmerican Originalは1950~1970年代の代表的な仕様を再現したシリーズです。当時の製造技術やマテリアルを採用し、FENDERらしいトラディショナルなシリーズです。

American Professional II


新たに2017年にラインナップされたAmerican Professionalがリニューアルされたシリーズです。エッジを丁寧にロールオフし高い演奏性を誇るDeep Cシェイプネック、新たに採用されたネックヒール、V-Mod IIピックアップを搭載し現代のプレイヤーの要求に完璧に応えられる新たなスタンダードシリーズです。

American Performer


USA製のFENDERをより手に取りやすい価格で提供するシリーズです。コストパフォーマンスモデルながら専用に開発されたYOSEMITEピックアップ、Classic Gear Tuner、サウンドをくもらせることなくトーンを絞ることができるGrease bucketトーンサーキットを採用しています。

Limited Edition


FENDERの各モデルの歴史を記念して製作される限定モデルをラインナップするLimited Editionです。トラディショナルなデザインや電装部に、9.5インチ指板Rなどモダンで優れたプレイアビリティを融合させています。

Parallel Universe


FENDERの伝統的なデザインをかけ合わせ新たなシェイプを生み出す限定シリーズ。「EXPECT THE UNEXPECTED(ありえないものがありえる)」のコンセプトのもと、唯一無二の存在感を持ったシリーズです。

Made in Japan 日本製ラインナップ

旧Fender Japanも明確にFenderブランドに統一され、Made in Japan(MIJ)シリーズとして展開されています。デジマートやJ-Guitarといったショッピングモールでは、以前はFender、Fender Japanと別れていましたが、現在はFenderに統一されています。しかしながらFender Custom Shopは別ブランドとして残されており、Fenderとしてブランドの位置付けを明確にしたい意図があるようです。

Made in Japan Heritage


Fender Custom Shopでマスタービルダーを務めたMark Kendrickによる監修がされ日本で製作されるシリーズです。フェンダーの⻑い歴史の中で日本製が生まれた意味と、本来あるべき姿を見つめ直すことで導かれた MADE IN JAPAN FENDERの真骨頂となるシリーズです。年代別に正確なスペックとルックスを再現しています。

Made in Japan Modern


現代のプレーヤーに最高峰のプレイアビリティとトーンを提供するMade in Japan Modernシリーズです。スピード感を体現する流線型のボディに、プレイアビリティの高いコンパウンドラジアスネック、激しいプレイでも安定したチューニングを提供するロッキングチューナーを搭載しています。

Made in Japan Junior Collection


日本人の体型や特徴を徹底的に調査し、「いつまでも弾いていたいギター&ベース」をコンセプトに、ボディサイズを94%スケールダウンさせ、新しいボディキャビティ設計により軽量化を実現したコンパクトなサイズが特徴です。一般的な“ミニギター”とは異なり、ギターは24インチスケールを採用しながらナット幅を42mmにすることで運指のしやすさと、レギュラースケールのネックと同じ安心感のある弾き心地を両立しています。

Made In Japan Hybrid II


トラディショナルなルックスはそのままに、ジャンルを選ばないオールマイティーなモダンスペックを盛り込んだ、まさに「Hybrid」と呼ぶにふさわしいシリーズです。新設計のHybrid II Customピックアップを採用し比較的フラットな指板ラディアスにミディアムジャンボフレットをインストールしロックペグによりチューニングの安定性も向上させたシリーズです。

Made in Japan Traditional


Japan Exclusiveの後継シリーズとなるMade in Japan Traditionalシリーズ。伝統的な楽器製作の美学と、日本の洗練された製作技術を融合し導き出されたMade in Japan Traditionalシリーズです。新たなカラーバリエーションを取り入れ豊富なラインナップとなっており、限定モデルである2021 Collectionでは9.5inchラジアス指板とUシェイプグリップのRoasted Mapleネックを採用しています。

メキシコ製ラインナップ

Vintera


50~70年代のトーンとルックスを現代的に再現したVinteraシリーズ。年代ごとに当時のサウンドを再現する新しいピックアップやネック・シェイプ、幅広いビンテージ・カラーでのラインナップがされています。リアルな使用感を再現したVintera Road Wornモデルも限定生産されました。

Player


FENDER伝統のデザインを受け継ぎつつ、あらゆるスタイルに合うようモダンな仕様を取り入れたエントリーシリーズ。9.5inchラディアスの指板を採用し、トラディショナルなFenderトーンに少しだけエッジを加えたPlayerシリーズピックアップを搭載しクラシックなサウンドを現代的に微調整しています。アップデートされたブリッジ、鮮やかで大胆なカラーリングなどを採用しています。

Player Plus


クラシックなFenderデザインにプレイヤーを意識した実用的な機能と新フィニッシュを融合させ、優れた演奏性と紛れもないスタイリングを提供します。ハムノイズを抑えたピックアップや、演奏性に優れるフラットな指板などを採用。現代的なパフォーマンス、そして魅力的なフィニッシュを備えたPlayer Plusシリーズは、演奏者のクリエイティビティを刺激し、ワンランク上のプレイをサポートします。

その他ラインナップ

Artist

Jeff Beck、Eric Crapton、Eric Johnson、Jimi Hendrix、SRV、Yngwie Malmsteen、Richie Kotzenなどのレジェンド達のシグネチャーモデルを再現。国内では、CHAR、春畑道哉、L’Arc-en-CielのKenフジファブリックの山内総一郎や、SCANDALのMami、Harunaモデルなどをラインナップしています。

アンプ

 

1959 Bassmanの回路を再現した
Fender Custom Shop Bass Breaker

ソリッドギターと同時にアンプの製作にも歴史のあるFenderです。Leo Fenderはアンプとギターはセットの物という考えが強かったようで、アンプの製作にも力を入れ、様々な名機を残しています。Fenderアンプは幾度となく仕様変更がされており大きく分けると以下の仕様となります。

  • ツイード期(1947~)
  • ブラウンフェイス(1959~1964)
  • ブラックフェイス(黒パネ)期(1963~1967)
  • シルバーフェイス(銀パネ)(1967~1981)
  • IIシリーズ(1983~1985)
  • Red Knob(赤ノブ)(1987~1994)
  • リイシューシリーズ(1990~現行)

Bass Man


1952年初期、誕生したばかりのPrecision Bassのために開発されたアンプです。真空管には6L6を使用しています。Leo Fenderが作り上げたBassman Ampはベースという楽器の立ち位置を大きく変え、音量も大きく、ラジオからはベースの音が大きく聞こえるようになりベースの可能性を広げていきました。ベースアンプとして開発されながらも45Wの出力とシンプルな操作性、音量を上げた際のディストーションサウンドとサーチュレーション感でギタリストの人気を博し、60、70年代を通して改良が施されジャンルを問わずあらゆるギタリストに愛されるモデルです。

Twin Reverb

Fender Ampの代名詞ともいえるTwin Reverbは1963年に登場しました。1953年に開発されたTwinを原型に真空管は6L6を採用し12inchのスピーカーを2基搭載し、リバーブ回路、ミッドコントロール、ブライト・スイッチが追加された85Wの出力のモデルです。大音量でも歪まず、艷やかなクリーントーンが特徴です。

Champ


パワー管に6V6、8inchのスピーカーを1発搭載したており、ツイードアンプの中でも最も小さく、低出力のモデルです。BassmanやTwinなどの定番に比べると後列に語られがちですが、低出力ゆえに大音量を出さずとも歪んだ音が得やすくロックミュージシャンに支持されるアンプです。Eric Claptonが「Layla」のレコーディングに使用したという話は有名です。

Vibrasonic Amp

1960年製のFender Vibrasonic

Vibrasonicは1959年にプロフェッショナルシリーズとして最初に発表されたモデルです。また、後の1960年までに合計6機種あったプロフェッショナルシリーズの中でも最上位機種としてラインナップされたモデルでもあります。Normalチャンネルとトレモロを装備したVibratoチャンネルの2チャンネルに加え、ハイインピーダンス・ローインピーダンスの2インプットに対応できる仕様になっています。6L6パワー管、出力25ワット加え、SRVの使用で人気のVibroverbと同様に、15inchスピーカーを搭載しています。15インチのJBLスピーカーを搭載したVibrasonicは、当時のギターで最上位機種だったJazzmasterや代表モデルであるStratocasterと共にカタログの表紙を飾る程フューチャーされていました。Vibrasonicは、1959年の発表後、1960年頃から1963年頃までのブラウントーレックス期の短い間製造されたモデルです。

Tone Master

Fender Custom Shop Tone Master Head

真空管に6L6、100W出力を誇り、Fenderならではのクリーントーンに加え、ハイゲインチャンネルを搭載しFender Super Sonic 60やHot Rodシリーズよりもゲインが稼げ、ハードロックでも十分に対応できるほど深く歪ませられるモデルです。Led ZeppelinのZimmy PageやLUNA SEAのSUGIZOとINORANなど国内外問わず著名アーティストが使用し、Fender Custom Shopの名機とも称賛されています。

Hot Rod

EminenceがFender専用に製作したMade in USAのMusical Instrument Loud Speakerが搭載されたFender Blues Junior

ツイード期のアンプに現代のエッセンスを加えたHot Rod Seriesは1996年に登場しました。EL84を使用した15wのBlues juniorとPro junior、6L6を搭載した40wのDeluxe、同じく6L6を使用した60wのDevilleと様々なラインナップがされています。Michael Landauなどのシグネイチャーモデルも販売されています。

Super Sonic

2007年に登場したSuper-sonic Seriesです。時代に合わせたハイゲインと、ヴィンテージフィールを感じられる美しく暖かみのある音を共存させたモデルです。使いやすいコントロールとサウンドで人気のあるモデルです。現行では22wと60wの2機種があり、ともにコンボとヘッドが両方リリースされています。以前は100wモデルも存在しました。

その他のアンプ

  • Band Master
  • Bandmaster Reverb
  • Bandmaster VM
  • Bantam Bass
  • Blues Deluxe
  • Blues DeVille
  • Blues Junior
  • Bronco
  • Champion 600
  • Champion 800
  • Concert
  • Custom
  • Custom Vibrolux Reverb
  • Cyber Twin
  • Deluxe
  • Deluxe Reverb
  • Deluxe Reverb II
  • Dual Professional
  • Dual Showman
  • Dual Showman Reverb
  • Eric Clapton Tremolux
  • Eric Clapton Twinolux
  • Eric Clapton Vibro Champ
  • George Benson Hot Rod Deluxe
  • Harvard
  • Hot Rod Deluxe
  • Hot Rod DeVille
  • Machete
  • Model 26
  • Musicmaster Bass Amp
  • Mustang
  • Princeton
  • Princeton Chorus
  • Princeton Reverb
  • Princeton Reverb II
  • Pro Amp
  • Pro Junior
  • Pro Reverb
  • Professional
  • Prosonic
  • Quad Reverb
  • Showman
  • Studio Bass
  • Super
  • Super Bassman
  • Super Champ
  • Super Champ X2
  • Super Champ XD
  • Super Reverb
  • Super-Sonic
  • Super Twin
  • Super Twin Reverb
  • Tremolux
  • Twin
  • Twin Reverb II
  • Vibratone
  • Vibro Champ
  • Vibro Champ XD
  • Vibro King
  • Vibrosonic
  • Vibrosonic Reverb
  • Vibroverb
Fender Stratocaster 年代別の特徴と変化
Fender Stratocasterは、ざっくり分けると50年代、60年代、70年代となりますが、細かく見ていくと各年代の中でもマイナーチェンジが繰り返されています。ヘッドの形状、指板の種類、ネックシェイプ等、年代別の特徴と変化を見ていき...
Fender 60年代ストラトの特徴に迫る!
1954年に登場したFender StratocasterはGibson Les Paul、Fender Telecasterと並びエレキギターのスタンダードとも呼べるモデルです。その中でもローズ指板を採用していた1960年代のFender...
Fender 70年代ストラトの特徴に迫る!
70年代はレオ・フェンダーがFender社から離れCBSが経営していた事やスモールヘッドからラージヘッドへの変更などもあり、ギター好きからは色々言われている年代です。よく言われる70年代ストラトキャスターの特徴と言えば、ラージヘッド、Fキー...