Fender 60年代ストラトの特徴に迫る!

Guitar

1954年に登場したFender StratocasterはGibson Les Paul、Fender Telecasterと並びエレキギターのスタンダードとも呼べるモデルです。その中でもローズ指板を採用していた1960年代のFender Stratocasterについて深掘りしていきましょう!

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Fender 70年代ストラトの特徴に迫る!
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1960年代のFender Stratocasterの特徴

1960年代はFenderにとって激動の時代でした。60年代の仕様は主にローズ指板3プライのピックガードが特徴で、大きく分けてスモールヘッドの「Pre CBS期」ラージヘッドの「CBS期」に分類されます。その他にもマイナーチェンジが行われていますので、各年代の特徴をまとめてみました!

Fender Custom Shop 1960 Stratocaster Relic 3TS 2005

 

スラブボード期(1959-1962)

1959年はStratocasterにおけるローズ指板の初年度です。1959年中期から従来の1Pメイプルネックとは異なり、ローズウッドを指板面に貼るようになりました。この時期のローズウッド指板のネックは接着面が平らで、スラブボードと呼ばれています。基本的なボディー材は変わらずアルダーが標準でしたが、一部、アメリカンバスウッド材などを使用した個体も存在するようです。

また、ボディーカラーは1958年から続く3-Toneサンバーストでしたが、1959-1961年ごろの個体は、採用されていた塗料の関係で赤みが退色しているものが多く見受けられ、それもこの年代の特徴となっています。加えて、ローズウッド指板への変更とほぼ同時期にピックガードが変わります。ピックガードはホワイト1Pからホワイト3Pになり、ネジも8本から11本になりました。この時期のホワイト3Pの素材は緑色に変色しやすく、「グリーンガード」と呼ばれています。

 

ラウンドボード期 (1962-1964)

1962年中期にはそれまで接着面が平面だったスラブボード指板が、接着面が曲面のラウンドボード指板へと変化します。ラウンドボードは、木部の収縮率の違いに対応し、また広い接地面となることで剛性を高めるメリットがあり、さらにトラスロッドの調整穴にローズウッドの接着面がかからなるため、工程を省略できる利点もありました。結果としてローズウッドの体積が少なくなりますが、明るさと輪郭を持ちあわせた、メイプル指板とローズスラブ指板の中間とも言えるトーンが魅力です。

1963年になると12フレット部分のポジションマークの間隔が狭くなり、センターピックアップ左上のピックガードビスの位置が、ややブリッジ寄りに移動します。またネックシェイプも1961年から1963年ごろにかけて厚みを増していったため、やや厚みのある個体が多いのもこの時期です。

 

Pre CBSの最終年とグレイボビンの登場 (1964)

1965年に入るとFenderがCBSの傘下に入ることから、1964年までは「Pre CBS」、その後は「CBS期」と呼ばれています。この1964年に入ると、それまで牛骨だったナット材がプラスチックへと変更になります。そして、それまでセルロイド製だったピックガードも塩ビ製へと徐々に変わっていきます。塩ビのピックガードは、黄変が少ないのが特徴です。更にドットポジションがそれまでのクレイドットからパーロイドに変わります。また、この年の後半からロゴがスパゲティーロゴからトランジションロゴへと変更になり、1965年かけてピックアップがそれまでのブラックボビンからグレイボビンへと変化します。

64 Stratocasterに準じた仕様のFender Custom Shop 50th Anniversary L-Series 1964 Stratocaster with Josefina Campos P.U. Relic 3TS 2014

トラディショナルロゴ、ラウンド指板を採用し、当時の”L”から始まるシリアルナンバーをも採用し徹底した再現がされた特別なモデル

 

CBS買収後、ラージヘッド期 (1965-1968)

CBS期の初年度です。1965年後半か1966年にかけて、ヘッドが大きくなり、従来のスモールヘッドからラージヘッドになります。1967年には正式に貼りメイプル指板がオプションで選択できるようになり、ユーザーはローズウッド指板とメイプル指板を選べるようになりました。また、いままで脱色を行ってから塗装を行っていた方法が無くなり、その代わりに茶色い木地を覆うために黄色い塗装面が増やされました。結果、この年代のサンバーストは木目があまり見えず、黄色い発色が強い個体が多くなります。また1965年からジョイントプレートに「F」の刻印が入るようにもなりました。1967年後半頃には1965年から増やされた木地を覆っていた黄色い塗装面が無くなり、木目が見えやすく黄色さが落ち着きます。また、この1967年後半頃からそれまでのクルーソンペグに変わり、Fキーペグが採用され始めます。

60年代スペックから70年代スペックへの黎明期となる67ストラトスペックをヘヴィーレリックで仕上げたFender Custom Shop 1967 Stratocaster Heavy Relic Black 2016

ラージヘッドにクルーソンペグを採用し、Fキーペグとなる直前の仕様を再現している。

 

CBSロゴ期 (1968-1971)

1968年中期頃からは、ロゴがCBSロゴに変わります。また、それまでオールラッカーだった塗装に変化が見られ、1968年前半のボディには下地にポリエステル系塗料を使用するようになります。その後、ネックはヘッドトップ以外ポリエステル、ボディーは下地がポリエステルで仕上げがラッカーになります。また、ヘッドトップはデカールの上からラッカーが吹かれているため、ヘッドトップのみ焼けが見られる個体が多くなります。Fenderは、下地にポリエステル、着色からトップコートにラッカーを使用した塗装を、「シック・スキン・フィニッシュ」と銘打って、セールスポイントとして売り出していきました。

Fender 70年代ストラトの特徴に迫る!

69仕様を再現した2000年製のFender Custom Shop 1969 Stratocaster NOS 3CS John Cruz JCQA

ジョン・クルーズがマスタービルダーに就任する前に製作に関わったJCQA作品で、ネックにはJCのスタンプ、スプリングキャビティにはJCQA刻印が入っています。

 

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ローズウッド指板の採用

1960年代のStratocasterの特徴でもあるローズウッド指板は1959年に登場しました。それまでのMapleのみのネックと比べ耐久性があり、トラディショナルなルックスとなるとLeo Fenderは考えたようです。1959年から1962年までは厚みのあるRosewwoodを使用した「スラブボード」を採用していましたが、RosewoodとMapleの温度や湿気に対する反応の違いからくる狂いが問題となり、1962年半ばに薄いRosewoodを湾曲させMapleと接着した「ラウンドボード」が採用されるようになります。その後メイプルネックを求める声が高まり67年にはオプションで「貼りメイプル指板」が登場します。

Fender Custom Shop伝説のマスタービルダー、ジョン・イングリッシュ氏による2001年製1961 Stratocaster Seafoam Green

指板には貴重なBrazilian Rosewood(BZF)

 

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ヘッドストックとロゴ

1960年代前半の「Pre CBS」では50年代と同様のスモールヘッドとスパゲティロゴを採用しています。1964年の半ばにロゴが変更され「トラディショナルロゴ(トランジションロゴ)」が採用されるようになります。CBS買収後の1965年末にはこれまでのヘッドストックより一回り大きくなった「ラージヘッド」へと移り変わります。CBSがまず手につけたのがこのヘッドストックの大型化で、大きなヘッドによりロゴを見えやすくし本物かコピー品かの判別をしやすいようにしました。1968年にはロゴが黒文字に金色の縁となった「モダンロゴ」を採用するようになります。

Fender Custom Shop製 1960年仕様のヘッド

Fender Custom Shop製の1964年仕様トラディショナルロゴのヘッド

Fender Custom Shop製の1969年仕様を再現したモダンロゴ・ラージヘッド

 

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ネック形状

1950年代のネックでは厚めでやや丸みを帯びたU~Vシェイプが採用されていましたが1958年ごろから薄くVより丸みを帯びたCシェイプが採用され60年代を代表するシェイプとなりました。1960年代後半になると、ややネックの厚みが増したシェイプが主流となり70年代に引き継がれます。

Fender.com:C、V、U?どのネックシェイプを選ぶ?より引用

 

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ボディ形状

ボディ外周は1950年代からほぼ変わってはいませんが、1965年ごろから1970年にかけてコンター加工の面積が減っていきます。1961年からピックガードが11点止めになったことにより、ネジ止め箇所を確保するためコントロールキャビティの形状が変更されました。

11点止めピックガードに変更された年である1959年製Stratocasterのキャビティ

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パーツの移り変わり

ピックアップ

1964年までは1950年代と同じくヘビーフォームバーを使用した「ブラックボビンピックアップ」を搭載しています。1964年後半にプレーンエナメルワイヤーを使用した「グレイボビンピックアップ」に切り替わります。グレイボビンピックアップはアルニコ5マグネットを使用し、「トールG」スタッガードスタイルを採用し、プレーンエナメルはフォームバーよりも被膜が薄くコイル形状が細くなりブライトなサウンドが特徴。

Fender Custom Shop Black Bobbin Pickups

Fender Custom Shop Black Bobbin Pickups

Fender Custom Shop Gray Bobbin Pickups

Fender Custom Shop Gray Bobbin Pickups

 

ペグ

57年から採用されていたKluson Deluxeの「1ライン」は1963年まで採用され、1964年からは同じくKluson製で2列に刻印がはいった「2ライン」が68年まで搭載されます。ヘッドストックがラージヘッドとなった1968年からは「Fキーペグ」が搭載されるようになりました。

2ラインのKluson Deluxe

 

ピックガード

1960年代のピックガードは3プライの11点止めが代表的です。1959年にはピックガードがセルロイドを使用した3プライの所謂「グリーンガード」が採用されました。ただセルロイドのピックガードは変色しやすく収縮しやすいため、1964年に50年代にも使用されていた塩化ビニルに戻されます。

1959年から採用されたセルロイド製のピックガード
変色しやすく緑っぽくなるのでグリーンガードと呼ばれる

 

コントロールとコンデンサ

50年代と同じくStaratocasterのコントロールは1ボリューム・2トーン・3-Wayピックアップセレクターが採用されていました。1960年からコンデンサにはConel Dubiler製のセラミックコンデンサである通称「レッド・ダイム」が採用されます。容量は0.1μFで1950年代と同様です。

1966年製Fender Stratocasterのコントロール部

ストリングガイド

ストリングガイドは引き続き羽根型(波型・かもめ型)が採用され、1965年にはストリングガイドと木部の間のスペーサーは金属製からナイロン製スペーサーへと変更されました。

 

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カラーリング

スタンダードカラーは50年代から引き続き3トーンサンバーストでしたが、1960年からオプションカラーが大幅に増えました。

■1954年から登場したカラー

  • Sunburst
  • Blond
  • Black

■1960年から登場したカラー

  • Shoreline Gold Metallic
  • Fiesta Red
  • Lake Placid Blue (LPB)
  • Olympic White
  • Daphne Blue
  • Burgundy Mist Metallic
  • Sherwood Green Metallic
  • Surf Green
  • Inca Silver Metallic
  • Form Green
  • Dakota Red
  • Sonic Blue
  • Candy Apple Red Metallic
  • Shell Pink

■1965年から登場したカラー

  • Blue Ice Metallic
  • Charcoal Forest Metallic
  • Teal Green Metallic
  • Firemist Gold(Silver) Metallic
  • Ocean Turquoise Metallic

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リイシューモデル

現在のFenderではヴィンテージに準じた仕様のリイシューモデル(再生産)を多く製作していますので、いくつか紹介したいと思います。Fender Custom Shopでは、傷や経年変化を再現したRelic加工を施したモデルが主流で、ヴィンテージを購入しなくてもお手ごろな価格でリアルなヴィンテージルックスのFenderギターを手に入れることが可能です。

Fender Custom Shop MBS 1962 Stratocaster Heavy Relic Josefina Campos PU Wide Black 3CS Master Built by Greg Fessler 2020

Fender Custom ShopのマスタービルダーGreg Fesslerにより2020年に製作されたMBS 1962 Stratocaster Heavy Relic Wide Black 3CSです。Josefina CamposのHand Wound FAT 60s Single Coil Setを搭載しています。

Greg Fesslerは1990年にFender Custom Shopに入社し、わずか4年の歳月でマスタービルダーに昇格します。また、多くのマスタービルダーはFender Custom Shopに入社するまでにギター製作やリペアなどで経験を積みんでいますが、Greg Fesslerはその経験がない中で入社し、短期間での昇格を行っている鬼才の持ち主です。その実力でRobben Fordの専任ビルダーとしても活躍しており、John MayerやNeal Schon、Pete Wentz等、多くの有名アーティストのギター製作を行い、クオリティーの高いギターを世に放っています。

本機はボディにAlder、指板にはRosewood、ネックにはQuartersawn Mapleを使用しています。指板アールはトラディショナルなStratocasterと比べフラット気味な9.5inch、フレットはNarrow Tall 6105を採用しています。ピックアップにはピックアップ・マスターであるJosefina Camposが製作したFender Custom Shop Hand Wound FAT 60s Single Coil Setを搭載しています。

Fender Custom Shop 50th Anniversary L-Series 1964 Stratocaster with Josefina Campos P.U. Relic 3TS 2014

1964 Stratocasterの誕生から50周年のアニバーサリー・イヤーとなる2014年製のFender Custom Shop 1964 Stratocaster Relic 3TSです。

本機はOriginal 64 Stratocasterに準じた仕様でトラディショナルロゴ、ラウンド指板を採用し、当時の”L”から始まるシリアルナンバーをも採用し徹底した再現がされた特別なモデルです。ボディにはAlder、指板にはダークな色味のRosewood、ネックにはMapleを使用しています。指板アールはトラディショナルな7.25inchで、ネックグリップはMid 60s Style Oval Cです。ピックアップにはピックアップ・マスターであるJosefina Camposが製作したFender Custom Shop Hand Wound Single Coil Setを搭載しています。

Fender Custom Shop 1964 Stratocaster Journeyman Relic Super Faded Aged Sonic Blue 2020

淡いSonic Blueに日焼けを再現した黄色味のかかったカラーで打痕やウェザーチェックなどリアルなエイジド加工が施された2020年製のFender Custom Shop 1964 Stratocaster Journeyman Relic Sonic Blueです。

本機はボディにAlder、指板は色味に深みのあるAAA Rosewood、ネックには柾目のFlame Mapleを使用しています。一般的なビンテージタイプのStratocasterと比べややフラット気味な9.5inchラディアスの指板で、フレットは6105 Narrow Jumbo、ネックグリップは63 Strat style Cを採用しています。ピックアップにはグレイボビンを使用したFender Custom Shop Hand Wound 64 Single Coil Setを搭載しています。トーンコントロールはリアピックアップ用の独立したトーンポットと、フロント・センター共通のトーンポットとなっておりトラディショナルなストラトキャスターと比べ、リアピックアップのトーンコントロールができる仕様ですのでフレーズに合わせたサウンドコントロールが可能となっています。また本機はボリュームを絞った時に生じる高域の音痩せを防ぐハイパスフィルターを搭載しています。

Fender Custom Shop MBS 1969 Stratocaster NOS Lake Placid Blue (LPB) Master Built by Jason Smith 2013

Abigail YbarraとJosefina Camposのハンドワウンド・ピックアップを搭載し、Jason Smithによって製作された2013年製のFender Custom Shop MBS 1969 Stratocaster NOS Lake Placid Blueです。

自身の父親もFenderのスタッフだったJason Smithは、Fender製品に囲まれて育ち、1995年にFender Custom Shopに加わりました。その中でJohn Englishに師事しながらギター製作に携わり、2006年にMaster Builderへと昇格し、Michael Landau、Red Hot Chili PeppersのFlea、Josh Klinghoffer、春畑道哉氏などの楽器製作を手掛けています。

本機はボディにAsh、ネックにMaple、指板にRosewoodを使用しています。指板アールには9.5-12inchのコンパウンドラディアスを採用しています。ピックアップには、センターに1950年代から2013年の引退までFender社のピックアップ製作を担っていた伝説のピックアップ職人Abigail Ybarraによるハンドワウンドピックアップを、フロント・リアにはAbigail Ybarraの弟子であるJosefina Camposによるハンドワウンドピックアップが搭載されています。全てグレイボビン仕様で、フロント・リアは2013年10月、センターにはAbigail YbarraのLast Yearである2013年の4月のサインが入っており、更にギターのデイトとも同時期の製作ですので純正であると判断しています。後からリアピックアップのキャビティはハムバッカーサイズにザグられています。トーンコントロールはリアピックアップ用の独立したトーンポットと、フロント・センター共通のトーンポットとなっており、フレーズに合わせたサウンドコントロールが可能となっています。

Fender Custom Shop MBS Custom Left Hand-Right Hand 1969 Stratocaster Master Built by Gene Baker

Bakerやb3ブランドで有名なGene Baker製作の逆ジミヘン仕様ストラト。Fender Custom Shop Master Built Custom Left Hand-Right Hand 1969 Stratocaster by Gene Bakerです。Jimi Hendrixが右利き用ギターを逆さ持ちしたように、新品時から逆さ持ちを意図して製作された珍しいギターです。ボディー形状やコントロールなど基本的な作りはレフティーそのままですが、ナットやエンドピンの位置などは右利き用として製作されています。仕様はアルダーボディー、メイプルネック、ラージヘッドです。指板Rはヴィンテージと同様の7.25インチ、フレットもヴィンテージタイプです。ネックシェイプは1969タイプによく見られるやや薄めのUシェイプです。

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